Mixpanel 活用術 / 役に立つ機能をご紹介！
こんにちは、Mixpanel 担当の宮崎です。
Mixpanel では、実はちょっと覚えていただくだけで”使える”機能が実はたくさんあります。最近の機能アップデートも含めてご紹介していきます。
Language change 日本語にも対応！
Mixpanelは、プロダクトリリースから10年以上経過していますが、ついに今年の９月にワールドワイド向けプロダクトとして多言語対応化しました。
右上の設定から、Language にカーソルをあてて、日本語を選択してください。
Public Boards
Public Board 公開ダッシュボードの使い方
参考：https://docs.mixpanel.com/docs/boards/public-boards
実はMixpanelで作成したレポートは、YouTube 動画のように公開することができるのです。もちろん、機密情報満載のデータやレポートを公開するような機会は無いと思いますが、テストで作成したたものや、お客様などのステークホルダーにレポートとして報告したい場合などもあると思います。そういった場面で使うことが想定される機能です。
ちなみに公開といっても、PWロックを掛けることも可能ですので、特定の人だけに閲覧させる、といった限定公開のような使い方もできます。
公開までの手順：
プロジェクト設定画面において有効化/無効化の設定を行う
公開したいダッシュボード画面上にある “Share” から設定
公開用URLを取得する
“…”マークから、Passcode 設定を行う
Passcode 設定後、実際にパスが要求されるかどうか確認
Subscribe & Alerts
Subscribe → Boards（ダッシュボード）にある、notice function (通知機能)
Alerts → Report にある、notice function (通知機能)
どちらも通知機能であるが、ダッシュボードは定点観測のためにある程度まとまった情報であるダッシュボードを定期配信することが目的
一方で、Alerts は、プロダクト上で何かしらのスパイクが起きたことをトリガーにして、通知をしてくれる機能
CSV copy
Export 方法に新たに CSV形式によるコピー＆ペーストが追加されました。
Insights, Funnels, Retention の３つのレポートに対応。（Flows はレポート特性上、非対応）
コピーしたら、そのままエクセルやスプレッドシートにペーストして、自由に加工して使っていただけます。 とりあえず直ぐにデータ加工して分析やデータテーブルに貯めていきたいなどの要望に応えてくれる、痒い所に手が届くような機能ですね。
番外編 GA4のような使い方をするなら。。。
Q. GA4 デフォルトリファラー定義のように表示したい
使い慣れているGAのデフォルトチャネルグループの定義をMixpanelでも見れないかというリクエストへの対応案です。
カスタムプロパティを活用する方法
利用要件として、UTMパラメータを利用してウェブサイトを運営しているかどうか。
User properties のカスタムオプションを表示
Formula テンプレート機能を使い、Replace regex を選択
UTMパラメータのうち、Campaign/Medium/source を単体で使う、もしくは組合せて使う
他にも役に立つ機能がたくさんあるので、次の機会にご紹介していきます！
・Computed（集計関数）の活用法
・Borrow properties（イベントプロパティを借りる）
・warehouse connector
etc…
ここまでお読みいただきありがとうございました。
少しでもプロダクト分析やMixpanelに興味がわいた方はコチラから！
また、こちらのシリーズ記事は、「グロースハックのための「プロダクト分析」とは」マガジンにて更新していきます！