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プロダクト分析 ミックスパネル (Mixpanel) プロダクトアップデート情報 2024.03

こんにちは、コンサルタント 宮崎が担当です。
本記事では、NTTコムオンラインが扱う プロダクト分析ツール Mixpanel の3月までに出ているプロダクトアップデート情報についてまとめました。 


1.データガバナンス機能の拡充 

イベントデータの使用量は、Mixpanel Usage 機能からでも確認は出来ていたのですが、より便利に管理しやすくなりました。

データ量のモニタリング Data Volume Monitoring
 
データ量にスパイク(突然大量にイベント数が増加)や、ドロップ(大量のイベント数が減少)問題が発生した場合、予め設定したデータガバナンス担当者にメールやSlackで通知してくれる機能です。
これは、データ量を適切にコントロール、管理する際には非常に便利かつ必須機能ですので、以前と比べてイベント数の消費容量を把握しやすくコントロールがしやすくなります。

イベントの承認プロセス
新たにトラッキングされたイベントに対する通知に加え、既存のイベントの新しいプロパティに対する通知を設定できます。
新しいイベントが取り込まれたとき、メールやSlackで通知されます。
モニタリング機能と基本的に同じですね、導入担当側が実施した作業を Mixpanel でも把握し、意図したイベントデータであるかどうか承認プロセスを通してから使えるようになります。

2.データウェアハウス DWH の機能アップデート

昨年に実装されたDWHコネクターによるイベントデータを取り込む機能に、ミラーリング機能が加わる予定です。(2024 春頃)
今までは、Sync 時間を指定する Time Based のみであり、その時々、Mirror が選択できるようになり、イベントデータの更新、削除、およびスキーマの変更などの同期を維持することが可能となります。

詳細は、こちらからデモ動画も閲覧できます。
https://mixpanel.com/blog/evolving-our-data-model-warehouse-events/

ちなみに、プロダクトのイベントを全てトラックしなくとも、すでに持っているイベントデータを取り込んで分析するといった使い方もできるのです。
これは、Tableau や PowerBI などのBIツールと似たような使い方もできるということであり、汎用性のあるツールになってきたとも言えます。

3.ベンチマーク比較機能の話

2023年の各業界の標準指標データと比較したプロダクト指標のスタックを表示し、自身のプロダクトがどの程度うまくいっているのか、改善点を見つけることができるのか、またはプロダクトへの投資を増やすかどうかの判断する参考情報としても活用できます。
ぜひ2023年のトップ業界トレンドと比較してみてください、。掲載されている業界は、B2B/SaaS、eコマース、金融、メディア、ヘルスケア、ゲームなどの業界であれば直ぐに比較してみてください。

ベンチマークレポート(日本語版)は、近日公開予定!

実際の画面↓↓↓
新規ダッシュボード作成の画面から、テンプレート選択画面を呼び出し、”Company KPIs” から選択できるようになっています 

テンプレート選択画面

テンプレート選択画面

ベンチマークレポート例


4月にもプロダクトアップデート情報を更新予定です。

プロダクトアップデート情報、参考先


最後に

NTTコムオンライン が提供する Mixpanel 活用支援サービスについて。Mixpanel や GA4 のよう分析ツールには、プランニングが不可欠。フレームワークを駆使して自身で行っていただくこともできますが、NTTコムオンラインでは、Mixpanelの初期導入や Free plan から有料プランへのアップグレードの場面でも、柔軟にイベント指標のプランニングサービスをご提供しています。
↓↓↓ プランニングの話は、こちらの記事もぜひご覧ください。


もっと話を聞いてみたいと思った方、ぜひお気軽にお問合せください!
https://www.nttcoms.com/service/mixpanel/inquiry/

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