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いま「プロダクト分析」が注目される理由とは?

こんにちは。Mixpanel担当の黛(まゆずみ)です。
データに基づく顧客理解がマーケティングを進化させると信じて日々デジタルマーケティングの業務にあたってます。

このマガジンでは、今回から不定期で「プロダクト分析」をテーマとした情報発信をさせていただきます。よろしくお願いいたします。

早速ですが、皆さんはこれまでに「プロダクト分析」という言葉を聞いたことはありますか?

プロダクト分析は、いまデジタルマーケティングやグロースハックの領域でとても注目されているキーワードです。
この投稿では、プロダクト分析とはどんな分析手法なのか、なぜプロダクト分析が必要となっているのか、どんなツールを使うとプロダクト分析が出来るのかを伝えられれば幸いです。

プロダクト分析とは?

プロダクト分析は、

  • 自社のプロダクトやサービスをユーザーがどのように使っているのか

  • アクティブユーザーと休眠・離脱ユーザーの違いは何か

  • 新しくリリースした機能はユーザーに活用されているか

といったプロダクトマネージャーやマーケターが抱える問いに答えるための分析手法です。従来のアクセス解析や流入経路分析とは異なり、プロダクトにおけるユーザー単位の行動(イベント)データを収集し、分析を行います。ユーザーの行動データを深く探索することで、プロダクト自体(機能やUI)の改善や、プロダクトから離れてしまったユーザーを呼び戻すためのコミュニケーションの改善に対する示唆を得ることが出来ます。

プロダクト分析が注目される背景

なぜ今プロダクト分析が注目されているのでしょうか。デジタライゼーションやテクノロジーの進化により、企業が売る製品やサービスの提供形態がオンライン化しました。SaaS型のサブスクサービスやE-Commerceなど皆さんも日々実感していることでしょう。そして消費行動は「モノを購入する」ことから「オンラインサービスを利用・体験する」ことへシフトしています。企業はユーザーに対して自社の製品やサービスのトライアル利用をいち早く促し、使い続けてもらう必要があります。そのためには自社プロダクトやサービスに磨きをかけ、ユーザー体験を向上させなければなりません。ここで重要になるのが、ユーザーの利用実態やニーズを深く理解するための行動データであり、得られたデータをユーザー単位でつぶさに分析し改善への示唆を獲得することなのです。

プロダクト分析に必要なツール

プロダクト分析を効率的に行うためにはツールが必要となります。         従来の分析環境でもユーザーIDが紐づいた行動ログがあれば分析自体は可能ですが、データ処理や分析に関する高度なスキルを持った人材が欠かせません。よって分析が出来るのも特定のアナリストやデータサイエンティストに限られてしまいます。
私は、プロダクト分析はデータドリブンな意思決定が求められる現在、マーケターやプロダクトマネージャー、ユーザーサポート部門、さらには経営層に至るまで、ビジネス成長に関わる多くの方が理解し、実践するべきことと考えます。

なお、当社では多くのビジネスパーソンが扱やすいプロダクト分析ツールとして「Mixpanel」をお客様に提案しています。

Google AnalyticsがGA4に移行し、計測方法が「セッション」から「イベント」単位に変わって、ユーザー行動にフォーカスする分析方法になったことも、プロダクト分析ニーズの高まりが影響しているものと考えられます。でも、Mixpanelはずっと前からプロダクト分析に特化して進化してきたツールなんです!


ここまで読んでいただきありがとうございます。「プロダクト分析」に対する理解が進みましたか?

次回以降、プロダクト分析を実践する際に必要となる指標設計の仕方やユーザー理解をするための様々な分析手法、さらにプロダクト分析ツール「Mixpanel」に関するTipsなど、皆さんのお役にたてる情報をお届けしていきます。

プロダクト分析に少しでも興味が沸いてきたら『グロースハックのための「プロダクト分析とは」』をフォローしていただけると嬉しいです。


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