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ユーザー行動分析からコミュニケーション施策までの一連の流れ vol.1

*2024/01/17 開催セミナー内容のまとめ記事

コンサルタント 宮崎が担当です。先日開催した自社セミナーの内容をまとめた記事の第1弾です。

本記事では、ユーザーとのタッチポイントの1つである施策の結果把握と改善行為を分析ツールを使って行ったという内容になります。



リアルタイム分析とデータドリブン文化の醸成

ワインの知識を深める、ソムリエ資格取得を目指すといったスクール事業を行っている会社の事例です。

今までの課題

データ集計や分析業務に時間が掛かり、「有料講座の受講生の増加」への対策を考えられない日々が続いていたました。
そのような中でも各講座内容も実施のたびに改廃を行ってきたものの、改善にはつながっておらず、その分析結果も内容を確認するだけになってしまっていました。

Mixpanelを導入後、どのような改善効果があったのか

即効性のあった改善点は、以前に比べ分析作業の時間が大幅に短縮できたことです。
分析面では、無料体験講座の開催頻度をどのようなタイミングで行えば有料講座への申込に効果的かが分かりました。
従来は多頻度少数参加形態の講座運営でしたが、低頻度多数参加形態を試験的に実施し、有料講座への申込者数の変化を Mixpanel を使って分析したのです。結果は、従来通りの”多頻度少数参加形態”のパターンが明らかに効果があったことが分析データで裏付けされたのです。

導入前後を比較

分析のサイクルの変化

Mixpanel導入前は、分析環境が整っておらず、すでにあるデータをExcelなどシンプルに傾向を見ていく方法が主となっていました。ただこれだと手間が掛かるうえに結果も凡庸となり、なかなかビジネスグロースに必要なデータ分析結果から改善検討、施策実施というサイクルが習慣化できていませんでした。
分析に特化したツール(Mixpanel)を入れたことで、短時間でより早く高度な分析が手軽にできるようになり、「データを見る」ことに集中し、示唆が得られるようになり、効果的な施策へとつなげていくサイクルへと変わっていきました。

データドリブン文化の醸成

Mixpanelのアカウントは、社内の関係者全員に発行。スクールをマネジメントする方から、MA(Marketing Automation)を管理するマーケティング担当など、施策を行ってその結果をユーザー行動を追うことで、部署の垣根を越えて活用しています。
また、分析結果から有用な示唆や情報は、ダッシュボードを社内全体に共有するなど、データの活用が浸透していくという状況も生み出しました。

ご紹介した事例の詳細情報は、下記からご覧いただけます。

https://www.nttcoms.com/service/mixpanel/case-study/article04/


次回セミナー開催のお知らせ

(内容によってはオフラインで開催)
不定期でを開催中、イベント分析、プロダクト分析、GA4以上の分析ツールを探しているなどなど、ピンとくるキーワードがあればぜひのぞいてみてください。

https://www.nttcoms.com/service/mixpanel/seminar/



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